ARCS GROUP アークスグループ 北海道・東北に広がる地域密着型のスーパーマーケットチェーン

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食育応援隊とは

 近年、国民の食生活が変化し、栄養の偏り、不規則な食事、生活習慣病の増加、伝統的食文化の危機等の問題が生じています。この問題を解決するための方策の一つである『食育』は、健全な食生活の継続、食文化の継承などが図れるよう、自ら考える習慣や様々な知識・判断力を身につけるための学習等を行う取組みです。

北日本港湾コンサルタント株式会社(札幌市)では、アークスグループ様の御協力のもと、食育を実践するための『食育応援隊』を平成25年度に立上げました。食育応援隊は、安全で安心な食材を多く生産している北海道において、地域の食に対する理解を深め、バランスの良い食生活が実践できるための様々な活動を、スーパーアークス3店舗(菊水店、北24条店、函館港町店)において行い、平成27年度はさらに消費者のニーズに合った活動を展開するため、新たに大学・料理教室を設置しました。

なお本活動は、農林水産省 国産農畜産物・食農連携強化対策事業費補助金(食育推進事業費)のうち「平成25年度 食材提供の場を活用した食育実践活動事業」、「平成26年度 フードチェーン食育活動推進事業」、「平成27年度 消費者ニーズ対応型食育活動モデル事業」の一環として実施しています。

食育応援隊

消費者ニーズ対応型食育活動モデル事業とは

 農林水産省では、日本型食生活の普及・実践、食や農林水産業への理解増進のため、消費者の様々なライフスタイルの特性・ニーズに対応した食育メニューを関係者の連携のもと、体系的に提供するモデル的取組を支援しています。

消費者ニーズ対応型食育活動モデル事業

日本型食生活の普及・実践、食や農林水産業への理解増進のため、消費者の様々なライフスタイルの特性・ニーズに対応した食育メニューを関係者の連携のもと、体系的に提供するモデル的取組を支援

国産農林水産物の需要拡大も期待

ごはんを中心とした「日本型食生活」のススメ

「日本型食生活」とは

  • (1)ごはんを中心に、魚、肉、牛乳・乳製品、野菜、海藻、豆類、果物、茶など多様な副食などを組み合わせた食生活です。一食、一日単位でなくとも、数日から一週間の中で組み立てられます。
  • (2)日本の気候風土に適した多様性のある食として、地域や日本各地で生産される豊かな食材も用い、健康的で栄養バランスにも優れています。
  • (3)「日本型食生活」の要素は、ごはんと汁にバラエティのあるおかずを組み合わせた「和食」の基本形と言うべきものです。ごはんには麦や雑穀を加えてもよいし、汁にも様々な具を使うことが可能で、おかずはハンバーグ、野菜、乳製品など様々なものを取り入れることが可能です。
  • (4)ごはんと組み合わせる主菜、副菜などは、家庭での調理のみを前提とせず、中食、冷凍食品、レトルト食品、合わせ調味料などの活用や外食との組み合わせも可能です。
ごはんをベースに中食を組み合わせた日本型食生活の例

ごはん食のメリット
(農林水産省 平成26年度食育活動の全国展開委託事業(調査)報告書「今後の食育推進施策について」)

  • (1)ごはんをベースとすれば、汁、魚、肉、乳製品、野菜などバラエティに富む組み合わせが可能で、多様な食材を組み合わせた食事となる。
  • (2)旬の食材を使用して季節感を取り入れることや、地域の気候風土に合った郷土料理を活用すること、洋風だけど和食ということなど幅広く楽しむ要素がある。
  • (3)ごはんは、塩分がない(他の食品からの塩分には注意が必要)。

平成27年度の活動 主な活動

  • 中核となる店舗(スーパーアークス3店舗)
  • 札幌地区 北24条店、菊水店
  • 函館地区 港町店
  • 消費者ニーズを広く把握するための訴求チャンネル
  • 札幌地区 北24条店、菊水店、大学、料理教室
  • 函館地区 港町店、大学、料理教室
  • 現場体験実施予定回数(8~12月)
  • 札幌地区 10回程度
  • 函館地区 10回程度
  • 講習会実施予定回数(10~12月)
  • 札幌地区 10回程度
  • 函館地区 5回程度

北日本港湾コンサルタントが行う、スーパーアークスと連携した食育活動

1.事業推進会議

消費者ニーズに対応した食育活動の展開に向けて、具体的な取組手法の検討や、食育活動の年間プログラムの作成及び事業の効果測定・評価等を行う事業推進会議を開催します(計3回)。

2.各種調査の実施・コーディネート

事業の効率的な企画・運営を図るために、食育活動に関する消費者の皆様のニーズ、食や農林水産業に関する意識・実態調査を中核3店舗と大学、料理教室で実施します。またニーズに応じて、農林漁業・加工・流通段階を通じた体験現場調査の実施及び体験等のメニューを決定し、皆様にお知らせします。

  • (1)食育応援隊分科会の組織

    食育の普及とは、国民(=消費者)が自ら考え行動していかなければなりません。そこで平成26年度は、消費者のニーズを的確にとらえるため店舗来店者で組織する「食育応援隊分科会」を立ち上げ、消費者の視点から食育メニューや活動内容について協議を行いました。本年度の事業では分科会をさらに発展させ、昨年度の体験参加者を中心に訴求対象層別のメンバーも加え、消費者ニーズに即した活動内容の充実を図るとともに、各々のネットワークを通じた訴求対象層への情報提供を促します。分科会は、既存の拠点3店舗に、「大学分科会」「料理教室分科会」を加え、計5分科会となります。

  • (2)意識調査の実施

    平成25~26年度の事業において、意識調査と栄養バランス調査(BDHQ調査)を行いましたが、依然として食育に対する意識が低い層の「塩分の摂過ぎ」や「食物繊維不足」が継続しています。そのため食育に対する意識調査は、現状を把握するうえで非常に有効な手段であると思われます。
    また平成26年度の事業では、フードチェーンにおける体験について意識調査を実施したところ、別表にあるとおり様々なニーズが浮き彫りになりました。別表は体験希望先を自由に記述してもらい、それを居住形態別に整理したものを一例として示したものです。このように消費者のニーズは多岐多様にわたっており、それに応えつつ訴求対象層別の活動内容を検討します。
    意識調査では、中核店舗のお客様を対象にヒアリング(アンケート)形式で行います。その結果をもとに、分科会では現場体験の選定・メニューの検討を行い、協議会にて調整・コーディネートを行います。

    平成26年度の体験先要望(自由記述・居住形態別に整理)

    (1)1人暮らし

    • チーズ工場・ジャム作り・工場見学・夕張・厚岸カキ・
    • 東北気仙沼漁港・玉葱の収穫してみたい・なんでも可(しかべ)・農業(野菜)体験・
    • 産直売場、道の駅とかの実演等に興味あり・水産加工の工場(塩辛など)・
    • 農家での体験の外、北海道で出きるものなら何でもやってみたい・
    • 北海道らしい食の体験(イカ塩辛、イカメシ、イズシなど、移住者なので)

    (2)夫婦のみ

    • 工場見学・チーズ・いか釣り・田植え・海藻取り・工場見学・
    • チーズ作り・砂原での漁・くだもの狩り・乳しぼり・食の安全性、流通など・
    • 昆布干し体験・農業体験、たんぼ・美瑛町、名寄市・いもほりしてみたいね・
    • らわんぶき収穫・小樽カマボコ製造・国産うなぎの養殖・ありません・
    • 野菜を使った料理教室・生産地の母さんの生活・鮭など魚料理の体験もしたいです・
    • 富良野地方の農家訪問等(野菜等)・店舗内でまず行って欲しい・今体調が良くないので参加はむずかしい

    (3)夫婦(子供と一緒)

    • 田植え、収穫・キノコ探し・あさりがり・とうきび収穫・田植えなど・食肉加工・
    • トウモロコシ・ふのり・稚内・チーズなどを作る・田植え・
    • 野菜作り・自給自足体験・お菓子工場、作り・うなぎ漁、あゆ漁など・
    • サケマス加工など・ホエールウォッチング・お米作り、りんご収穫・※託児もいる・
    • 魚卵加工、たらこ作り、すじこ作り・子どもと一緒にできるもの・自分たちで収穫したものを調理・
    • 果物(余市とか)に行ってみたいです・初心者農業家になるためのセミナー体験会・
    • 牧草ロール。あんな巨大なものをどう使ってるのか気になってます。・昔住んでいたことがある地域だから・潮干狩り体験(家族で楽しめそう)※告知方法→じゃらん、北海道ウォーカー等の雑誌で案内する。

    (4)二世帯

    • 市場見学・食肉加工の方もみてみたい・まんねり化になりがちの為料理講習会があればいいなぁ?

    (5)その他

    • 漁など・牛肉の焼・牛乳づくり・カニ・料理教室・
    • 街の豆腐屋さん・スイカ収穫体験・食品の工場見学・マグロ一本釣り体験・
    • 農業高校や農業大学での体験・カールレイモン工場・根室、釧路、サロマ湖→水産、酪農家見学・
    • 夏のしれとこ一周見学学習会などあれば行きたいです。・幼児と参加できるのが少ないので、子連れで体験したい。タコ漁

3.消費者ニーズに対応した食育活動の実践

  • (1)活動の特徴
    • ・日本型食生活の普及・実践、食の安全性・食品表示、食や農林水産業の理解増進に力点を置いたフードチェーンでの食育活動(現場体験・講習会)を実践します。
    • ・平成26年度の参加者から要望のあった、種苗から収穫までの一連でかつ複数回にわたる繰り返し参加型の活動メニュー(1地区)を取り入れ、その活動を通じて産地生産者と参加者(訴求対者)との交流を深め、農林水産業への理解促進に取り組みます。
    • ・訴求対象者は、「一人暮らしの若者」「働く女性・男性」「子育て世代」「意識が高い主婦層・シルバー層」「ひとり暮らしの高齢者」「健康に不安のある層」「食育への関心の低い層」とし、拠点3店舗及び、大学、料理教室、食育応援隊ネットワークを通じ、全ての訴求対象者に対して参加の呼び掛け・告知を行います。
  • (2)参加者の募集・参加費

    お客様が体験参加の予定を立てやすくするように、年間の現場体験のスケジュールを作成します。
    【現場体験】【講習会】スケジュールが決まり次第、店舗での掲示やアークスグループの折り込みチラシへの掲載、ホームページ等でご案内します。
    参加費のうち、移動のためのバス代・会場費・機材借料・圃場借料・傭船料・講習会教材費・保険料は無料です。ただし、それ以外の費用(活動中の昼食・飲み物代など)はご自身でご負担ください。詳細は、募集時の連絡先にお問合せください。

  • (3)食育活動の実施

    【現場体験】
    札幌発・函館発それぞれ実施します(日帰り体験のみではなく、収穫から加工・消費までの一連の体験も予定)。

    • ・農林漁業体験機会の提供
    • ・農林水産物の加工・流通体験機会の提供
    • 8月~12月の間で、2地区(札幌地区・函館地区)各10回程度×定員40名程度で開催する予定です。集合・解散場所は中核店舗を想定していますが、実施内容が決まり次第、店舗やホームページ等でお知らせします。

体験イメージ:ブロッコリー収穫体験

体験イメージ:搾乳体験

    【講習会】
  • ・料理講習会(ダシ文化)
  • ・料理講習会(和食・美食)
  • ・料理講習会(日本型食生活・プレママ)
  • ・食の安全・食品表示講習会
  • ・栄養バランス講習会

10月~12月の間で、3地区(札幌2地区・函館1地区)各5回程度×定員40名程度で開催する予定です。開催場所は中核店舗を想定していますが、実施内容が決まり次第、店舗やホームページ等でお知らせします。

講習会イメージ:ダシ文化

講習会イメージ:魚の捌き方

【参加される方へのお願い】
参加される方には、意識調査(アンケート)と栄養バランス調査の2つの調査にご協力頂きます。

最新情報

食育体験・講習会が終了しました。

8月から実施していた食育体験・講習会活動は、2月28日に全て終了しました。食育体験は24回開催し約700名、講習会は15回開催し約200名の方々にご参加いただきました。これだけ多くの皆様方にご参加頂き、またアンケート等にもご協力いただき、ありがとうございました。
各回の活動概要は、下記からご覧いただけます。

体験に参加された方々に実施した調査結果は、下記からご覧いただけます。

食育体験・講習会の内容をお知らせします(活動は終了しました)。

参加を希望される方は、早めにご連絡願います。

意識調査を行いました

平成27年6月中旬から、中核3店舗・大学・料理教室などで食育への意識・活動メニューへの要望について意識調査を行い、約1,600名の方に回答を頂きました。多くの方々のご協力に感謝申し上げます。



事業推進会議を開催しました

平成27年5月29日(金)に第1回事業推進会議(座長:山下成治 北海道大学准教授)を開催しました。会議では、現在の食育への取組と食品消費状況の現状、今年度の事業のすすめ方、食育活動メニューについて活発に意見が交わされました。